先日帰国報告会を終えましたので、ようやくながら4月の記事をUPしたいと思います。
さて、4月22日に、遠くスペインはバレンシア地方、ホセルイスゴンザレス先生の故郷アルコイにて、(市の主催にて)第一回目となるホセルイス追悼コンサートが行われました。
現地在住の先輩ギタリスト、藤井浩さんの働きかけもあり、スペイン側からの追悼コンサートは一か月前の3月に、そしてホセルイスと交流の深かった日本から、山﨑由規と荒木善彦のデュオと、ホセルイスに師事した門脇康一先生の3人で、4月にコンサートが実現しました。
日本を出発したのは4月19日で、バルセロナを経由して移動にまる二日を費やし、アルコイへ着いたのは20日夜。一日の練習ののち本番へと臨みました。
当日は午前中にラジオ番組でコンサートの宣伝、お昼にホセルイス先生のお墓参り(散骨場へ)夜から旧教会にてコンサートでした。
聖ジョルディのお祭り準備まっただなかのアルコイは夜遅くまで賑やかで、連日吹奏楽隊が活躍していました。しかしお祭り前ということもありたくさんのお客さんがご来場くださり、最終的に立ち見がでるほど盛況に。時間通りに始まらないスペインのコンサートですが、逆に待たせすぎては、ということで定刻から演奏がスタート。両組とも熱演で大きな拍手をいただきました。
最後にホセルイス先生の奥様、テレサ夫人に門脇先生からお花をプレゼントし、会場は総立ちとなりました。コンサートは大成功でした。
当日に間に合うよう、北のビルバオから神成徹先生がご夫婦で応援にいらっしゃってくださったり、ハティバに住んでいる荒牧先生がおいでくださったり、故・井上先生のご家族がおいでくださったり、、、日本の縁というものが浸透し、絆となっているのを実感しました。(もちろんギタリストではない現地在住の方々、たくさんおいでくださいました。)ほんとうに嬉しいことです。
次の日4月23日はお隣町のベニジョバで演奏。アルコイも小さな町なのですが、こちらはもっと小さな村という感じです。素朴でやさしい神父さんと、女性の市長さんに助けられ、教会でのコンサートはスタンディーングオベーションをいただき感激いたしました。
実はこの村が奥さんの故郷という、アリカンテちかくヒホナの有名ギタリスト・フェルナンドさんが来てくれていました。どこでもギターで繋がりができるのは、素晴らしいですね。
二つのコンサートを無事に終え、次はギター観光のお話へ続きます。
去る3月29日(土)に甲山アガペ教会にて山﨑繁によるチャリティコンサートが行われました。
当日は病院の患者さまがたと、一般来聴者で満席の賑わいで、一時間ほどの春のプログラムを曲目のお話を交えてゆっくりお楽しみいただきました。
なお今年から最後に讃美歌を合唱するようになり、山﨑由規もお手伝いにちょっとだけ出てきました。びっくりされた方も多かったのではと思います(笑)
最後になりましたが、甲山病院の院長先生はじめ、関係者のみなさまに厚くお礼申し上げます。
今年も日本ギター協会主催のアンサンブルフェスティバルにいってきました!昨年度はコンクール部門で賞をいただいたので、今年はフェスティバル部門へ!
実はちょっと前に突き指をしてしまい、練習ができない状態にあった山崎は、プログラムの変更をさせていただきました。関係者のみなさまにご迷惑をおかけいたしました・・・。アンサンブルKOBEの出番では会場のみなさまと手拍子。盛り上がりました。
そしてフェスティバルの最後には昨年度の入賞者コンサートも。いずれもハイレベルな演奏でしたね~。オヌール部門の小暮さん、山田さんお二人の演奏はやはり格別でした!
次回は携帯を失くしたと思いこんだり、けがをしないよう、気をつけます・・・(苦笑
関係者の先生がた、スタッフの皆様、お世話になりありがとうございました。
去る3月2日(日)、兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホールにてヤマサキギター音楽院講師による春のギターコンサートが行われました。
開場は県内屈指の環境で知られるホール。ご存知の方も多いと思いますが、ここは人気の高いホールですので、演奏会シーズンには40~50人ぐらい並んでくじを引きます。が、今回は荒木先生のくじ運が才を発揮し(笑)なんと一発合格。ばっちり休日を抑えられたのでした。
ちなみに今年がヤマサキギター音楽院も開設から10周年ということで、記念行事らしく、講師全員がそれぞれの舞台を披露するという趣で、演奏会をさせていただきました。
一部は岡田宣子&辰巳玲子によるギター&フルートの春らしい演奏。辰巳先生は相棒の名器を新調され、今回が初のお披露目。ベテランお二人のデュオは女性らしい繊細さで素晴らしい響きでした。
続けてニ部は山﨑由規&荒木善彦によるデュオ。カルリから始まり武満からラテンへと。ホセルイス編のデュオ、アルハンブラも演奏いたしました。もっと広まってほしい名編ですが、実は楽譜は出版されていません(楽譜は頭の中で、ナイショだそうです)。
最後は山﨑繁によるバッハを中心としたプログラム。名器アルカンヘルの響きと開場の音響が一体になり重厚な空間を創り出していました。
アンコールは3人、4人と揃ってエルビートやエスパニアカーニを演奏しました。
それぞれの持ち味が出たアラカルトで楽しい舞台になったと思います。
終演後はたくさんの方から温かいお言葉をいただきました。毎年定期的に開催してほしいという声もありましたが、ここは荒木先生のくじ運にまかせたいと思います(こらこら)
最後になりましたがご来聴いただいた皆様をはじめ、開催にあたりご支援いただいた皆様、および温かいお気持ちをいただいた皆様に感謝申し上げます。今後ともヤマサキギター音楽院をよろしくお願いいたします。
なおコンサート中の模様はつっち~さんのHPで掲載されています。つっち~さん、いつも素敵な写真をありがとうございます。(ご覧になる方は上記リンク先の2014年のイベントからどうぞ)
去る2月16日、大阪は羽曳野にて第二回フィンガースタイルアレンジコンペティション(以下FAC)が行われました。山﨑由規は今回審査員の一員として参加させていただきました。なお、今後は実行委員として当コンペティションの運営にも携わる予定です。
なお当コンペティションの沿線、概要等についてはFaceBookPageかWebをご参照ください。
演奏中の写真などはバタバタして撮れませんでした^^;
本会の面白いところはタイトル通り、課題曲をアレンジして演奏するというところです。
フィンガースタイルであればスティール弦やナイロン弦などのスタイルを問わず参加できるのも魅力。プロ部門は賞金も出ます!
さて、今回は残念ながら一位が出ませんでしたが、プロ部門の参加者は表現力、アレンジ力も豊かで、審査も楽しませていただきました。今回の結果が残念だった方も、さらなるステップアップに挑戦し続けていただきたいですね。
次回は概要も少し変って、よりよい発展をめざし、実行委員もがんばっています。
山崎も微細ですが少しでも力になればと思っています。
今後とも皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
最後になりましたが実行委員長の三好さんを初め、審査員の先生がた、参加者のみなさま、本当にお疲れさまでした。打上は楽しかったですね~(笑)