タレガ参りを終えてからは、グラナダへ弾丸旅行に行きました。夜行で行って、夜行で帰る日帰りを決行。アルハンブラ宮殿のチケットは当日券がすぐ売り切れる・・・という話でしたので、明朝未明にバスで到着する便を選びました。
眠気はひどいものでしたが、おかげで無事に入ることができ(チケット売り場はクレジット販売機が奥にあり、当日券の穴場になっています。)、ヘネラリフェの噴水も観賞できました。
そこからファリャの生家を訪ね、シエスタを過ぎたころ小生の楽器を作ってくれたアントニオ・マリンの工房へ。ホセマリンと一緒に働いていらっしゃいました。素敵な好々爺でした。
弾丸ツアーはその後夜から参加したアルバイシンのフラメンコとともに終わりをつげ、興奮さめやらぬままアルコイへ帰還。
アルコイへ帰ってからは、ホセルイスのお孫さんで、ギタリスト兼政治家(!)、イグナシオ(ナッチョ)邸でもてなしを受け、お酒を飲みながらギターを弾きあったり。その翌日には父と旧知の仲だった作曲家/指揮者のハビエルさん、カルミーナさん音楽家ご夫婦に呼ばれたり、まさに音楽三昧。
そして待ちに待ったサンジョルディのお祭り。初日に私たちはモーロの太鼓で行進に加わり、音楽隊として参加いたしました。この模様は新聞にも載ったのですが、ちゃんとホセイルイス追悼で来た日本人が太鼓してる、と書いてます(笑
徹夜で大騒ぎする旧市街ですが、お祭りの3日間、本当に楽しく過ごさせていただきました。
帰りはバルセロナにて、ギター専門店へ。二重奏とソロが半々に楽譜棚を埋めていて、さすがヨーロッパだなと感心。ほしかった楽譜をいくつか手に入れ、荒木さんが衝動買いするかもしれない!と言っていたアントニオマリンを試奏・・・。が、ハカランダはもう入ってこないらしく、ネックも明るめの木目でちょっと印象が違いました。関税と機内持ち込みをいかに乗り切るかという不安もリセットされました(笑)
20日は、充実したあっという間の滞在でしたが、これもすべて、藤井さんの手厚いもてなしのおかげです。何度もお礼を言わせていただきますが、ほんとうにありがとうございました。
滞在中たくさんお話できた現地の皆様、いっしょにご同行いただいた門脇先生と竹田さんにも心よりお礼申し上げます。
ん~また行きたい!もう行きたい!(笑)
ここまで読んでいただいた方、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。