さて、コンサートを終えた我々は旅行終盤の聖ジョルディ祭へ向け、ギター観光へ突入!ギター旅行ですので、観光地はタレガの生地ビジャレアル、アランブラを選びました。
藤井さんの運転で移動し、まずはバレンシアへ。ロイヤルクラシックスの社長さんで、歴史あるバレンシアギター愛好会(Amigo de Guitarra)の会長さんでもあるホアンさんにお会いし、お昼をごちそうになりました。
会社内も案内していただき、弦を梱包している様子や、秘蔵のラミレスなどを弾かせていただき、日本でも販売されている弦などのお土産もたくさん貰ってしまいました。大感謝!
そこからさらに移動し、一路ビジャレアルへ。お墓参りをしよう、ということで場所を探しましたが、なかなか核心へと至らず、、、その日はタレガ通り近くの銅像を見てオスタルへ宿泊。
次の日にタレガの博物館へ行き、職員さんが紹介していただいた博物館の資料室へハシゴ。段ボール4箱ぐらいにぎっしり詰まったタレガの手紙や家族の写真、楽譜などを見せていただき、CDまでいただいてしまいました。ムイシンパティコ!
これは帰国後わかった話なのですが、タレガ博物館で購入した分厚い資料集を見ていると、ペペロメロ、ジョンウィリアムス、イエペスなど草々たる巨匠の面々の間に挟まれ、なんとSHIGERU YAMASAKIの名前が。。。!
スペインで販売されているCDで、タレガの曲目が収録されているものがディスコグラフィーにでていました。神成先生が編集に関係されていらっしゃったそうです(収録されているリストに邦人の名前は、SHGERUとTORU KANNARIのみ。本当にすごい!)
さて、そこからすぐのところにある、タレガ胸像までわざわざ職員さんが案内してくださり、再びお墓へ。この日はお墓の職員さんがいたので、場所も教えていただき、無事にお参りができました。アルカスやフォルテアも同じ場所で埋葬されています。タレガの墓はけっこう荒れていて、石などが持ち去られてしまったのか少しさびしさを覚える外観でした。
次の記事ではアルハンブラ~聖ジョルディのお話です。