神戸市・神戸駅前で開いているギター教室のブログ
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by yamasaki  2014年6月1日 4:00 PM

先日帰国報告会を終えましたので、ようやくながら4月の記事をUPしたいと思います。

さて、4月22日に、遠くスペインはバレンシア地方、ホセルイスゴンザレス先生の故郷アルコイにて、(市の主催にて)第一回目となるホセルイス追悼コンサートが行われました。

現地在住の先輩ギタリスト、藤井浩さんの働きかけもあり、スペイン側からの追悼コンサートは一か月前の3月に、そしてホセルイスと交流の深かった日本から、山﨑由規と荒木善彦のデュオと、ホセルイスに師事した門脇康一先生の3人で、4月にコンサートが実現しました。

日本を出発したのは4月19日で、バルセロナを経由して移動にまる二日を費やし、アルコイへ着いたのは20日夜。一日の練習ののち本番へと臨みました。
当日は午前中にラジオ番組でコンサートの宣伝、お昼にホセルイス先生のお墓参り(散骨場へ)夜から旧教会にてコンサートでした。

聖ジョルディのお祭り準備まっただなかのアルコイは夜遅くまで賑やかで、連日吹奏楽隊が活躍していました。しかしお祭り前ということもありたくさんのお客さんがご来場くださり、最終的に立ち見がでるほど盛況に。時間通りに始まらないスペインのコンサートですが、逆に待たせすぎては、ということで定刻から演奏がスタート。両組とも熱演で大きな拍手をいただきました。
最後にホセルイス先生の奥様、テレサ夫人に門脇先生からお花をプレゼントし、会場は総立ちとなりました。コンサートは大成功でした。
当日に間に合うよう、北のビルバオから神成徹先生がご夫婦で応援にいらっしゃってくださったり、ハティバに住んでいる荒牧先生がおいでくださったり、故・井上先生のご家族がおいでくださったり、、、日本の縁というものが浸透し、絆となっているのを実感しました。(もちろんギタリストではない現地在住の方々、たくさんおいでくださいました。)ほんとうに嬉しいことです。

次の日4月23日はお隣町のベニジョバで演奏。アルコイも小さな町なのですが、こちらはもっと小さな村という感じです。素朴でやさしい神父さんと、女性の市長さんに助けられ、教会でのコンサートはスタンディーングオベーションをいただき感激いたしました。

実はこの村が奥さんの故郷という、アリカンテちかくヒホナの有名ギタリスト・フェルナンドさんが来てくれていました。どこでもギターで繋がりができるのは、素晴らしいですね。

二つのコンサートを無事に終え、次はギター観光のお話へ続きます。

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