去る3月2日(日)、兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホールにてヤマサキギター音楽院講師による春のギターコンサートが行われました。
開場は県内屈指の環境で知られるホール。ご存知の方も多いと思いますが、ここは人気の高いホールですので、演奏会シーズンには40~50人ぐらい並んでくじを引きます。が、今回は荒木先生のくじ運が才を発揮し(笑)なんと一発合格。ばっちり休日を抑えられたのでした。
ちなみに今年がヤマサキギター音楽院も開設から10周年ということで、記念行事らしく、講師全員がそれぞれの舞台を披露するという趣で、演奏会をさせていただきました。
一部は岡田宣子&辰巳玲子によるギター&フルートの春らしい演奏。辰巳先生は相棒の名器を新調され、今回が初のお披露目。ベテランお二人のデュオは女性らしい繊細さで素晴らしい響きでした。
続けてニ部は山﨑由規&荒木善彦によるデュオ。カルリから始まり武満からラテンへと。ホセルイス編のデュオ、アルハンブラも演奏いたしました。もっと広まってほしい名編ですが、実は楽譜は出版されていません(楽譜は頭の中で、ナイショだそうです)。
最後は山﨑繁によるバッハを中心としたプログラム。名器アルカンヘルの響きと開場の音響が一体になり重厚な空間を創り出していました。
アンコールは3人、4人と揃ってエルビートやエスパニアカーニを演奏しました。
それぞれの持ち味が出たアラカルトで楽しい舞台になったと思います。
終演後はたくさんの方から温かいお言葉をいただきました。毎年定期的に開催してほしいという声もありましたが、ここは荒木先生のくじ運にまかせたいと思います(こらこら)
最後になりましたがご来聴いただいた皆様をはじめ、開催にあたりご支援いただいた皆様、および温かいお気持ちをいただいた皆様に感謝申し上げます。今後ともヤマサキギター音楽院をよろしくお願いいたします。
なおコンサート中の模様はつっち~さんのHPで掲載されています。つっち~さん、いつも素敵な写真をありがとうございます。(ご覧になる方は上記リンク先の2014年のイベントからどうぞ)